マイケル・ジャクソンとリサ・マリーの絵 [Art]
マイケル・ジャクソンがFine Artをこよなく愛し、自らも幼い頃から素晴らしい絵を描いていたのはご存知かと思いますが、彼はどこかに旅にでてもその場所の美術館や展覧会に足を運んでは絵画をコレクションしていました。
マイケルは子供達も連れていき、その影響が最も強いのが娘のパリスで、特に彼女は絵画や美術に関する興味が強いそうです。
先日、マイケルの絵で有名なデイヴィッドノダールさんの絵の一枚が公開されました。
その名も「CAMEROT」。
惜しくもコレが出来上がった頃には二人はすでに別れてしまった後でした。
マイケルとリサの絵は他の画家のものではありましたがノダールさんの物は公開されていなかったですね。
(お城がバックにあったそうですが、(マイケルの意向で変更された)アーサー王の物語 にでてくる、アーサー王が拠点としたキャメロット城のことでしょうか?)
In November, 1994, I spent 2 weeks with Michael and Lisa Marie at the Trump Towers in New York. I was there to work on 2 projects for Michael while he was in the recording studio. Michael and Lisa Marie were great together and a lot of fun to be with.
In 1995 Michael asked me to do a painting of the 2 of them. Not one to do a normal portrait, he came up with a creative vision of how he wanted to portray their love for each other. Michael gave me a list of things he would like to see in the painting. I made a sketch and sent the original to him. He called me when he received it. He said he loved it and not to change a thing except to make the castle more "fanciful". At this time, I was working on 3 or 4 projects for Michael. I asked if I should set aside these projects in favor of this painting. Michael told me to finish what I was working on and to do the painting afterwards.
Sadly, by the time I got around to this painting, Michael and Lisa Marie had separated
(※いつもですが、直訳に近いので雰囲気だけでも味わってください。)
1994年11月、私はニューヨークのTrump Towersでマイケルとリサマリーと共に2週間過ごしました。
彼がレコーディングスタジオにいる間、私はマイケルのために2つのプロジェクトに取り組むためにそこにいました。
マイケルとリサマリーは、とっても仲良く、一緒にいることを楽しんでいました。
1995年に、マイケルは私に彼らのうちの2人の絵をやるよう依頼されました。
通常の肖像をやるようなものでなく、彼は二人のお互いの愛情を描写したかったのです。
マイケルは、私に彼が絵の中で見たいと思うもののリストを見せてくれました。
私はスケッチを製作して、彼にオリジナルを送りました。
彼がそれを受けたとき、彼は私に電話してきました。
彼は気に入ってくれました。
そして、城をより「空想的に」するために、除外してくださいと言ってきました。
このときに、私はマイケルのための3つまたは4つのプロジェクトに取り組んでいました。
私は、この絵に力を注いで他のプロジェクトを無視しなければならないかどうか尋ねました。
マイケルは、私が取り組んでいたものを終えて、その後絵をやるように私に言いました。
そのため悲しいことに、私がこの絵に手が回る頃には、マイケルとリサマリーは別れてしまいました。
解釈は人それぞれですが、この二人別れを惜しんでる気もしますね・・。
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(Michael という題名)
以前、ノダールさんは彼のニューメキシコにあるサンタフェのスタジオで
ミケランジェロのデヴィッドのような半裸のマイケル・ジャクソンと子供の天使の油絵を書き上げました。
「For Field of Dreams」という題する油絵は、1980年代の超大物スターが黄色いレンガの道場面の向こう側の動物園に子供を導いています。」ノダールさんは6月に死んだマイケル・ジャクソンのこれらの肖像は、マイケルの活発な想像力、ユーモアのセンスが感じられると話しています。
(Preliminary Sketch For Field of Dreams)
「1988年から2005年迄、私はマイケルのために何千ものスケッチとおよそ1ダースのとてつもない絵を完成しました。マイケルが絵のために私に提供した中で最も高価なコミッションは、9万ドル、周りの醜い噂にもかかわらず、いつも私に彼は期限内に支払っていました。」
「ここ20年間、私とマイケルが友人になり、そして彼を描くのが、喜びでした。
ノダールlさんは、以前、最初に歌手から真夜中の電話で連絡をもらったと語ります。
「私が電話にでると「マイケル・ジャクソンです」と言いました。(笑)私は少し考えましたが、それは本当にマイケル・ジャクソンだ、世界一有名な男性であるとすぐにわかりました。」
ジャクソンは、スティーブン・スピルバーグ監督のオフィスの壁の彼の絵のが気に入り、彼のためにシリーズを描いて欲しかったのです。
「彼はまず第1に 絵を描くことを習うことができるなら、それを知りたいと言いましたが、私は、スケジュールが忙し過ぎると彼に言いました。」
「私は、マイケルが私とデンバーホテルで会うために、ツアーの時まで私を招くということを信じることができませんでした。彼は6日間完全なスイートルームをわたしのために予約してくれました。そして、私たちはそこで過ごしました。そこにいる間、私たちは、ツタンカーメン展示会にも行きました。」
ノダールさんは20年間マイケルとともに友情を育んでいました。
「私は、彼のNeverland Ranch計画も手伝い、彼の比較的スパルタ的ライフスタイルも経験しました。
彼はいつも安ものの衣服を着、彼の靴は、引き裂かれて、擦り切れ、そして、彼のTシャツはいつも薄ぎたなかったです。 彼がしていたのは、働くことです。」。」
ジャクソンの肖像の内容にもかかわらず、ノダールさんは、コミッションがほとんど彼の評論家の皮肉であったと感じていました
「マイケルは子供を愛していました。
彼は2005年のすべての犯罪を犯していませんでした、
そして、あなたは知っているはずですよ、内気で、ナイーブで親切な精神の彼を見たでしょう。
彼は、罪名で貶められ、決して回復されませんでした。
これらの絵はマイケルがどのように見られたがっていたかを表しています。」
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マイケルの心を良く知る彼だからこそこんなに素晴らしい絵がかけるのでしょうね。
「美しい!」
心が洗われるようで・・・
・・・RIPマイケルさんもコメントされていましたね。
お二人の真意が伝わりました。「美しい」
by nakatasan (2010-07-10 20:49)
長い和訳をありがとうございます。
ミケランジェロのマイケル、
あまりの美しさに、息が止まりそうです。
どの絵からも
マイケルのL-O-V-Eが
伝わってきますね。
by ちろろ (2010-07-10 21:42)
ノーダルさんの絵大好きです。
マイケルとリサの絵・・・・
なんて悲しいのでしょう・・・
別れる前に二人の下へ渡っていたら・・・
どうなってたでしょうか?
by ram (2010-07-11 17:39)
nakatasanへ
美しいですね。
今見るとなんだかいろんな意味を感じられますね。この絵・・・。
綺麗だけど悲しそう・・。
アーサー王扮するってところもマイケルらしいですね。
by kachan (2010-07-11 18:37)
ちろろさんへ
いつもありがとうございます。
ノダールさんの絵はマイケルへの愛が感じられますね。
彼だからこそこういう作品ができたんだと思います。
ミケランジェロは私の中ではとても同じにおいがしますよね。
マイケルがインタビューでミケランジェロが好きなんだ、の言葉に触発されて美術部に入った私です。。
by kachan (2010-07-11 18:40)
ramさんへ
悲しいですね。
私もそこが気になります。
この絵をみて人それぞれに印象は違うと思います。
でもこの二人笑顔がないんですよね・・。
ノダールさんはある意味予言してたのかしら??
マイケルとリサは、
本人達の愛情や経緯は本人達しかわかりませんが、
いつかは別れなければならなかった運命かな・・・と私は思います。
by kachan (2010-07-11 18:46)